このページは、山中狂人の鑑賞記録。あるいは備忘録です。
いち視聴者である山中狂人が、番組の内容をどのように受けとめたのかを記録したものです。
文字起こしではありません。
誤字・変換ミスが含まれる場合もありますが、成分に問題はありません。
番組の内容を要約したものです。かならずしも、正確な実況描写ではありません。
流用・改変を禁止します。芸術作品として、あるがままに鑑賞してください。
善意による提供です。ノー・クレーム厳守でお願いします。
関西テレビ・夕方のニュース「アンカー」・水曜日に青山繁晴氏の時事解説のコーナーがありました
←H23年10月 H24年01月→
H23年・2011年11月02日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆福島第一原発2号機で核分裂の可能性→予想されていた。再臨界に到ることはないだろう ◆震災ガレキ、東京へ。今後の受けいれは→放射能を含んだガレキの処分は未定→政治主導で非常時の法律を作るべき ◆TPPの議論活発化。党内対立激化。結論は来週へ ◆国際ルールが決まっていない?、TPP交渉参加問題→ISD条項の説明は?企業や投資家の起こす裁判はアメリカ側有利 ★チベット ・今夜G20へ出発。野田外交に「外交」はあるか ・G20で「消費税を2010年代なかばまでに10%まで段階的に引きあげる」と公約(することになっている) →G20合意文章に日本の政策公約として明記へ(外務省高官)、外務省記者クラブでは公表済 ・国会答弁「税率引き上げを実施する前には総選挙で民意を問う」(野田首相)→法案成立前には解散しない ・日韓首脳会談、会談の成果は?、見返りなしに韓国支援 @通過スワップ協定、限度額700億ドル(約5.5兆円)まで拡大、A朝鮮王朝儀軌5冊の引き渡し →「対馬宗家文書」の返還を要求せず ・野田政権は国際社会をフェアにすることに関心がない ★見て見ぬふりでいいのか ・ダライ・ラマ14世来日。チベットの現実は→2011年3月以降、チベット仏教の僧侶9人が相次ぎ焼身自殺 ・中国官憲はチベット仏教の僧侶らを連行し、「政治思想」教育を行なっている(未確認だが、拷問も行なわれているらしい) ・宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会が、外国人記者クラブで会見(世界では報道されているが、国内報道なし) →中国外交部は「姿を変えた一種のテロ」と批判 ・「平和は人の心の中で実り、世界中に輝きわたる」(ダライ・ラマ14世) ・野田政権は外圧を利用して、望んだ内政をやろうとしている ・フェアな国際社会を作ることが、日本の利益になる ◆ギリシャ国民投票、金融不安再燃か→国民投票なら否決は確定 ・否決ならギリシャはデフォルト(国家破綻)。そのまま破綻させたほうが良い |
|
H23年・2011年11月09日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆【まずおわび】先週の番組で使った地図は、大陸と台湾を同じ色に塗り、同一政権であるかのような表示になってしまいました ◆TPP、“慎重意見多かった”民主党が提言案まとめる ・国民新党はなぜ連立から離脱しないのか? 反対派の民主党議員はなぜ離党しないのか? 反対はセレモニーだけなのか? ◆イタリア首相、辞任意向を表明 ・ギリシャもイタリアも、首相が変わっても状況が良くなる見込みがない。ギリシャは破綻させるしかない。 日本は金(税金)を出すだけでなく、主張もすべし ★消費税20% ・消費税増税、どうなる解散総選挙。世界経済の危機。「2012年」の行方をズバリ! ・野田首相、消費税増税へのシナリオ。2012年3月、通常国会に消費税増税法案を提出。6月に可決成立 ・2013年7月、衆議院を解散、総選挙へ。9月から消費税を引きあげ ・来年6月に「解散」に追いこまれる→消費税増税法案、予算関連法案が通らない→「話しあい解散」へ(民主党首脳陣) ・復興債の償還期間25年で合意(3党幹事長会議)、25年間の増税で財源確保→事実上の恒久増税へ ・「連帯付加税」の導入(1991年ドイツ)、後に臨時増税が恒久増税へ ・税と社会保障の一体改革に関する政府の集中検討会議→2025年には61.3兆円必要、消費税20%へ ★破壊の希望 ・危機的状況に、日本政治の行方は?野田首相には荷が重い? 「何をやりたいのか分からない人だと、改めて気づいた。消費税もTPPもすべて言いなりで、理念がない」(民主党首脳陣) ・来年6月に解散総選挙になると…総選挙のあと、政界再編の動き ・「保守新党」の結成へ→前原、長島、松井、石破、西村、林…個別に秘密会合の動き ◆巨額損失隠しのオリンパス、1000億円規模か ・20年、40回の決算報告がありながら、不正を見抜けなかった。今からでも内部告発があるべき ◆イランが核開発、IAEAが報告書 ・前回の世界恐慌は世界大戦で解決した。今回はそうならないように、外交努力を。外交を支えるのも民意 |
|
H23年・2011年11月16日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆TPP交渉参加問題、日米間の認識のズレ ・菅政権は全品目をTPP交渉の対象とすると閣議決定。野田政権は前政権の方針を踏襲と発表。世界は全品目が対象と認識してい る。 ・民主党内はどうなる?→野田総理の1日猶予はパフォーマンス。反対派はパフォーマンスで納得。離党はせず。 ◆山岡大臣(消費者庁&拉致担当)とマルチ商法、野田総理は「適材適所だと思う」 ・マルチ商法を推進している人物を大臣にした野田総理には、任命責任がある ・拉致担当なのに、山岡大臣の問題提起もないままに平壌でサッカー試合開催 ★日本の生きざま ・青山が見た現場と何が変わったのか。福島第一原発、マスメディアはすべてを見ていない。被曝の危険と対テロ対策で取材制限か? ・青山取材時から「変わったこと」は・・・ @汚染水処理のコントロールセンター、A処理した汚染水の貯水タンク、B仮設の防潮堤 ・「近い先を見ると、作業員の被曝やどうゆう形で人を回していくかが頭の痛い問題」(吉田所長) →作業員がいなくなる(本音)、一定の被曝量を超えると、それ以上の作業ができない ・他の電力会社や外国からの派遣では、その人たちが新たな事故に対応できない →だから本格的な防潮堤を建設する作業員が確保できない(青山推測) ★やること4点 @政府主導による「原発作業員の養成」 A「未知」に立ち向かうモニタリング(監視体制)の整備 ・「冷温停止」ではなく「冷温破壊」という未知の世界。大学の学者たちも現場で測定して、モニタリングに参加を(青山指摘) B高レベル放射性廃棄物の最終処分場として、福島第一原発構内の地質調査を(粘土層を探す) ・政府の決断。福島を中間処分地ではなく、最終処分地に。 C全国の原発に免震重要棟を建設 ◆NYデモ強制排除、逮捕者200人以上に→オバマ大統領の政策失敗。デモを再選に利用できなかった ◆国会版事業仕分け、スパコン“京”も対象→なぜ自民党が“京”を批判? |
|
H23年・2011年11月23日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆提言型政策仕分け、年金問題議論 ・専門的議論がなかった。国民に見せただけで終わり? ◆宇宙から帰還の古川さん“任務大成功” ・面白実験以外の報道が重要。シャトル引退後は日本の技術で有人ロケットを! ★百年に一度の大希望 ・米中対立激化は日本のチャンス。東アジアサミットに米露が初参加 ・南シナ海問題、中国を封じ込める米軍の新たな動き @オバマ大統領、海兵隊のオーストラリア駐屯計画を発表 Aベトナムのカムラン湾を米空母の拠点に。BインドネシアにF16戦闘機を供与へ ・経済連携でも米中対立。アメリカ主導TPP、中国主導ASEAN+3 ・米中対立でクローズアップされたのは…“日本の力” ・日本主導で、EAS(東アジアサミット)を土台にして、「自由貿易協定」を創設せよ(青山提言) ★高く手を揚げる ・アジアを中心に成長センターを! ・「毒素条項」と呼ばれるISN(投資家保護)条項を排除した「自由貿易協定」(日、米、中、韓国、ロシア、インド、ASEAN…) ・ISD条項を外せないかぎり、TPPには反対(青山指摘) ・ドル決済に加えて「円」決済→強い「円」を各国は歓迎。中国の人民元をけん制できる ・円高の日本ならできる。ウォン安の韓国にはできない ・日本の技術供与で東アジアの成長。世界の羨望、日本の技術とモラル ・北朝鮮、拉致問題の解決にも貢献。拉致問題の解決には北朝鮮の体制転換が必要 ・外務省には任せられない。民間外交官の大量起用、「東アジア省」の創設で、史上初「官民連携」の役所 ・安全保障のあり方も一新の必要アリ ◆中国海軍艦艇6隻、沖縄〜宮古島間を通過 →尖閣に軍艦を送る準備。日本攻撃で、中国経済の衰退を人民の目からそらす政策 |
|
H23年・2011年11月30日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆普天間問題、環境影響評価書提出は? ・本土側の負担を含めて、日米同盟のあり方を考えなければならない(青山指摘) ◆野田首相就任後、初の党首討論 ・消費税、TPPは強気。震災復興の遅れには同情。どちらも演技。誠実ブリッコ ★何を壊した? 何を壊す? ・“大阪維新の会”、財界の冷ややかな目線 ・「こんな結果とは思わなかった」「橋下破壊路線が支持されるとは思わなかった」(関西財界人) ・「市民協働の方針はしっかり受け継ぐ」(橋下新市長) ・橋下市長の心境は・・・、圧勝とは思っていない ・橋下「大阪都構想」、次の一手は・・・ ・「国政進出はダミーで、次は来年の京都市長選、再来年の神戸市長選を維新の会で取りにくる」 (関西の有力知事、市長、有力地方議員) ・大阪都構想に向けて、国の法改正は後回しにして、関西の足場固めを優先 ・大阪都構想とセットで、大阪「経済特区」構想を(青山提案) ・大阪市圏の一部だけに限定。法人税引き下げなどで、大企業本社のカムバック ・大阪特別区の経済特区化で、経済効果を期待→「大阪都構想」実現へ ・大阪ダブル選、「国政への影響」をズバリ! ・新党構想で亀井・小沢会談。橋下維新と亀井新党構想。橋下、河村には相手にされず ・中央政界に与えた橋下ショック、@新・旧をハッキリ分けた。A政界再編が加速→解散総選挙の時期が早まる? →消費税増税と引き替えに話し合い解散。来年3〜6月頃か? ・選挙後に政界再編成。いづれは橋下首相か?(40代で首相に?) ◆25年前の中学生殺害事件、再審決定→真犯人は誰か? ・これまでの裁判では検察に不利な証拠は排除されていたのでは?、裁判員裁判で裁判の仕組みが変わってきた |
|
H23年・2011年12月07日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
('A`) 青山繁晴氏お休みのため、今日のズバリはありません。お休みの理由は告知されませんでした。 |
|
H23年・2011年12月14日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆米軍事委員会がグアム移転関連予算、全面削減 ・移転を急がせるための、アメリカの圧力。新時代のアメリカの部隊配置を、周辺国と協議して再検討すべし(青山指摘) ◆韓国海洋警備隊員、中国漁船の船長らが殺傷 ・中国内政の矛盾(内陸は広いのに、海岸線は短い。魚の需要は多いのに、漁獲は少ない)、今後、拡大する問題 ★AGU定例総会(アメリカ地球物理学連合)、今年は3.11以降の日本の問題が語られた ・「地球全体が、タイやカンボジアを水没させかねない温暖化をはじめ、環境が明らかにおかしくなっているところに、 ちょうど地震の活動期がぶつかってしまった」(ノルウエーの学者) →3.11の「再来」に備える。同じような地震が同じ場所で起こる ・発生が予測されているのは、東日本大震災の再来、東海・東南海・南海地震、首都圏直下型地震、富士山の噴火 ・世界で感じた日本への熱い期待。今年のAGU全体の空気は…日本にこそ期待 ★壊れるべきものが壊れる ・「解散・総選挙を求める野党、そして真摯な議論になかなか応じてもらえないという状況になれば(中略) 日本の政治も大きく変わる可能性があるのではないか」(前原政調会長) ・野田首相、身動きが取れなくなっている。来年、消費税増税法案と引き換えに、6月7月ころに解散総選挙へ →消費税増税をあきらめても、「予算関連法案」と引き換えになる ★どん底 ・一川防相、山岡消費者相、問責決議案が可決 ・「(一川防相は)勉強不足が過ぎる。過去の経緯ぐらいは勉強してもらわないと、安全保障、米軍との関係もうまくできない (前原政調会長) ・(辺野古の)環境アセスメント(影響評価)の提出困難 ・来年1月の通常国会前に「内閣改造」、小沢系議員2〜3人起用へ(野田総理の思惑) ・政党政治が壊れている。小選挙区では人を見て投票するしかない ・勝者なき総選挙の後で、政界再編成。日本の再生はどん底から(青山指摘) ◆ソウル日本大使館前に「慰安婦」の像 ・捏造されたイメージが作られる。慰安婦は今も世界に存在するが、かつての日本軍に「従軍慰安婦」はいなかった ・存在していないのに、宮沢総理や河野長官が認めてしまった。マスコミは「いわゆる従軍慰安婦」という言い方をもう止めるべき |
|
H23年・2011年12月21日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆金正日総書記、韓国内では死亡場所めぐり複数情報 ・アメリカ、食糧支援に向けての米朝協議を延期。アメリカの北朝鮮攻撃はない ★甘い! ・金正日総書記死去、拉致問題と新体制の行方をズバリ!、甘い考えでは拉致問題の解決を間違う ・心筋梗塞で金正日総書記死去は真実か? 死亡時間8時30分は真実か? 金日正も心筋梗塞で死亡 ・野戦列車で死亡? 金総書記が列車に乗っていたかどうかは未確認(アメリカの情報当局者) ・19日10時の特別放送予告で、金正日総書記死亡ではないかと考え、すぐに米、中、韓の情報当局に連絡を取った →米、韓は死亡説を否定(日本の情報当局者) ・中国は17日当日に情報入手。18日には北朝鮮から公式に連絡があった(日本のもと中国公使) ・金正日総書記死亡、空白の2時間。10時の予告から12時までの間、政府はなんの準備もなし ・気になる3つの行方。@拉致問題の進展は? A核とミサイルの問題は? B北朝鮮は生き残れるか? ・拉致問題を進展させないと、資金が得られない ・喪に服す間は動かないだろう(金日正のときは3年)(日本の情報当局者) ・半年〜1年の短期間で考えてはいけない(焦ってはいけない)。「金正日時代」を踏襲しない →再調査のための国際調査団を北朝鮮へ(青山提案) ・北朝鮮の今の体制は崩壊すべき(青山談) ★甦る日本外交 ・キーパーソンは・・・後見人・張成沢氏→今後の北朝鮮は「改革開放路線」へ ・ただし長男・正男氏「排除」の真相は… 「中国と連携して「改革開放経済」を入れようとしたことが、金正日総書記の逆鱗に触れた(外務省もと大使) ・開放路線の見返りに、軍のテロ活動を容認か?→テロの危険性が高まる ・明治の日本外交は危機を利用した。戦後の日本外交の立ち直りが重要(青山指摘) ◆橋下大阪市長、「政治家をバカにしている」、文科省の見解を批判→文科省の見解は役人の作成(青山指摘) ◆ドコモのスマートフォンでメール不具合、10万人に影響→不具合ではすまない。被害が大きすぎる ◆「ぼくらの祖国」(青山著)、12月28日発売 |
|
H23年・2011年12月28日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
年末編成。今日からアンカーは休止です。いつもの速報はありません |
|