このページは、山中狂人の鑑賞記録。あるいは備忘録です。
いち視聴者である山中狂人が、番組の内容をどのように受けとめたのかを記録したものです。
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関西テレビ・夕方のニュース「アンカー」・水曜日に青山繁晴氏の時事解説のコーナーがありました
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H24年・2012年03月07日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆オバマ大統領“スーパーチューズデー”に合わせて記者会見、ロムニーVSサントラム候補者争いは混戦 ・オバマ再選だと、次の4年、大統領はレイムダック化。中国は軍拡中なのに、アメリカは大丈夫か? ◆復興の足かせ“がれき”処分と受け入れの現状 ・“がれき”の放射線量は、ヨーロッパや梅田の自然放射線量よりも低い ★不変の日本への信頼 ・福島原子力災害の今後を考える。フランス原発廃炉の現場をズバリ ・フランス原発事情、24年ほどで廃炉。小型のもの、古いものなどは廃炉して、新しい原発に置き換えている ・青山が見たフランス「廃炉」の現場。除染しながら部品を外していく ・高レベル放射性廃棄物をどうするのか? ・フランスの場合は、2025年からビュール最終処分場が稼動へ ・フランス国内で、最適の粘土層の場所を探した ・原発のあった場所を、議論もなくそのまま廃炉現場にするのは民主主義ではない ・民主主義とは約束を守ることと、決まったことをつらぬき通すこと ・日本でも、国レベルで全国の粘土層を調査して、最適の処分地を見つけるべき(青山指摘) ・中国、インドで、今後100基以上の原発建設の見込み。非民主主義の国で大丈夫か? ・欧米はお金儲けのための民主主義。日本はお金儲けではない民主主義 ◆EEZ(排他的経済水域)内の離島23ヵ所を国有財産化。ただし尖閣4島は除外 ・尖閣4島を国有化しないのは間違い ・世界に対して、「4島は日本の領土ではない」と宣言したようなもの(青山激怒) |
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H24年・2012年03月14日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆政府与党内でまとまらない消費税増税。付則に2016年度に10%越。法案と引き換えに「話し合い解散」は? ・法案の本体を通すため、紛糾前提での付則。民主・自民ともに、政界再編含みで動いている ★保身どろどろ ・政府が“議事録概要”を公開(3月9日) ・震災関連会議の15のうち10会議で議事録が作成されず。今回、議事概要として公開 ・都合の悪いことは削除!? ・福島第一原発1号機、水素爆発後の会議で・・・、菅首相の質問「チェルノブイリ型はありえるのか。 スリーマイルの様なメルトダウンはあるのか」 →質問の答はなく、会議終了 ・「それなりの議事録はありますよ」(経産相幹部) ・議事概要の行間から読み取る“青山への圧力”、東電から、官邸から、平野副大臣から ★決意清らか ・昨年4月22日、吉田所長から青山に「今日は意義のある良い議論ができました。色々あるけれどお互いに頑張りましょう(以下略)」 ・今年、癌手術前に、吉田所長から「万が一のことを考え、青山さんの支援に感謝を示したい(以下略)」 ◆レアアース輸出規制、日米EUが中国を提訴へ ・レアアースの中国内外の価格差が問題。中国は工場の国内誘致のために輸出価格を高くしている ・日本政府は初めて中国を提訴。日本企業は中国の反発、報復を心配 ・それでも提訴はするべき(青山提言) ◆別府看護士殺害事件、無期懲役判決 ・「強姦が目的だったから、殺意はなかった」という判決はおかしい。死姦という行為もあるから、殺意がなかったとは断定できない |
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H24年・2012年03月21日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆消費税増税法案、民主党内の“修正”協議は難航 ・国民新党の離脱は想定済。しかし法案を国会に提出できても、民主党内で反対する数が執行部で把握できていない ◆大阪府市統合本部 委員、大飯原発“再稼動認めず” ・テロ対策が抜けている。問題のある場所の撮影、報道を許している。見せる場所と、見せない場所を決めてから公開すべき ・政府の“政治判断”もおかしい ◆北朝鮮の人工衛星打ちあげに備えて、迎撃システムを石垣島周辺に配備 ★北朝鮮の背中を押したのは、おまえだ ・北朝鮮ミサイル発射予告、「なぜ?」「どうなる?」を青山がズバリ ・北朝鮮に発射を決意させたのは米中 ・2月29日、米朝協議“合意”を発表 ・北朝鮮は「長距離ミサイル発射」「核実験」「(広島型原爆用の)ウラン濃縮」の一時停止、IAEA査察官の復帰同意 →米は24万トンの栄養食を支援 ・合意の意味は、@北朝鮮を実質的に核(長崎型原爆)保有国と容認、A今後、段階的に支援を得られる ・北朝鮮は、「米中はじめ、周辺国は北朝鮮の不安定化を恐れている」と理解した →金正恩体制は生き残れる ・北朝鮮に対して、身動きが取れない「米中の大問題」、@米、11月に大統領選挙、A中、秋に新体制で指名 ・中国で重慶事件。国内の権力闘争 ・北朝鮮は海外の専門家、メディアを発射実験に招待予定 ・「絵を描いているのは張成沢に間違いない」(情報当局者) ★士官の本音 ・日本はどうする? ・(田中防相)がいいところを見せようとされても困る」(自衛隊士官) ・迎撃システム@イージス艦、APAC3 ・迎撃に成功するか分からない。成功しても、破片で漁船などに被害が出た場合の方針がない(自衛隊士官) ・自衛隊の士官が抱く野田政権への本音。野田首相の田中防相任命に不満 ・3月26〜27日、核セキュリティサミット。米中が指導力を発揮しないなら、日本がアジアの中心となれ!(青山提言) ・新刊「救国」(青山繁晴著)発売 |
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H24年・2012年03月28日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆消費税増税法案事前審査、前原氏に“一任”で打ち切り ・国民新党の意向にかかわらず、早ければ金曜にも閣議決定。国民新党の連立離脱は問題なし ・しかし国会は通らない。自公の判断次第 ◆北朝鮮のミサイル発射に備えて、石垣島でPAK3配備調査。対北朝鮮独自制裁1年間延長へ ・騒げば足もとを見透かされる。冷静に見てれば良い ★「ほんとう」を知りたい ・原子力安全委員会、大飯原発3、4号機ストレステスト1次評価を「妥当」 ・「我々は安全性の確認は求められていない」(班目委員長) →その意味は「政治的判断にゆだねる」→しかし原子力安全委員会の目的は、政治や経済とは無関係に、科学的な判断をすること ・核セキュリティーサミット、53ヵ国の首脳クラスが参加 ・野田外交の失敗がもたらすもの→拉致問題について日本は発言権を失う ・小沢もと代表、裁判で検察批判、「検察審査会の審査、議決を誘導し、強引に政治介入をつづけた」 →しかし事実は、検察の不起訴処分に対して、一般国民の判断で起訴となった →小沢の検察批判(日本の司法が独立していない)は自分の身を守るために、日本を貶めている ・鈴木宗男代表の新党。政党助成金のための新党 ・2月25日、野田&谷垣極秘会談。消費税増税への隠しシナリオ →「野田さんは自民党に対案を出させようとしている。それに乗っかって法案を通すつもりだ」 ★維新とは・・・ ・維新を名乗るのならば、参加者は我が身を捨てるべき(青山指摘) ・Q「エネルギー戦略会議に戦略がない。だまされているんじゃないか?、 自然エネルギーも絶対ではない。利権もあります」(青山の質問) ・A「全部やらなきゃいけないわけじゃない。情報を引き出すためにも、ぶつけているのです」(橋下市長) ・日本国を強くするための政治をやってもらいたい。良質の電気が必要(青山提言) ◆東京電力、値上げに応じないと電力供給停止も ・説明不足と尊大な態度が事態を紛糾させている。福島原発事故の原因は防波堤の不備。 ・質の高い電気を守る必要はあるが、東電を守る必要はない(青山指摘) ◆AIJ年金消失問題、開き直る浅川社長 |
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H24年・2012年04月04日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆原発再稼働“新安全基準”策定を野田首相が指示 ・枝野経産相は再稼働に反対、野田首相は早期再稼働希望。政府の混乱が国内を混迷 ◆経済成長は“目標”、“消費税増税”で野党追求 【おわび】先週の放送で・・・。風力発電を増やすと風が弱まり、日本の風土が徐々にかわっていく。 ★(政治の信頼回復は)簡単にやれる! ・政界に巻き起こる「春の嵐」をズバリ! ・消費税増税、閣議決定→国民新党の連立離脱、小沢グループ集団離党 ・「桜の咲く頃には、政治が一変する」(亀井代表) ・「郵政民営化改正法案」、民・自・公で国会提出→「郵政」が終われば国民新党の存在意義がなくなる ・亀井代表の本音:「増税反対」を旗頭に、小沢もと代表と手を組みたい →不安要因@小沢裁判、判決(4月26日)、A小沢グループの分裂危機 ・橋下市長、石原知事会談。石原知事は亀井を相手にせず ★真の策略家 ・政局の主導権は野田首相にある。消費税増税への「本当の策略」をズバリ ・政府、与党案を採決しない→自民党に対案を出させ、丸飲み ・「政府、民主党が最低保障年金や年金一元化を棚上げし、 私たちと歩調を会わせれば議論は非常に噛みあってくる」(石原自民幹事長) ・「今国会を7ヵ月ほど延長し、事実上の通年国会へ。来年夏に衆参ダブル選挙」(首相側近) →今年の選挙では、維新の会に勝てない。選挙を先送りするしか手がない ・両党の法案が出た後に解散すれば、有権者が主導権を握れる。時が来たら、地元の政治家に要望を!(青山提案) ◆北朝鮮ミサイル2段目までが発射台に。設置作業はほぼ完了 ・北朝鮮は打ちあげに自信アリ。成功しても人工衛星は見せかけ。弾道ミサイルの危機は増加 ◆福島第一原発周辺の「居住不可能地域」検討 ・放射線量にかかわりなく不可能地域を決めるとは・・・。原発の冷温停止は間違いだった!? |
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H24年・2012年04月11日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆“消費税増税”めぐり野田首相VS谷垣党首が大舌戦 ・谷垣が自民党をリードできていないことに、野田はイラだっている(専門家の読み) ・英国式の党首討論のあり方を変えてみては?、英国とは違う形式で ◆橋下市長“原発再稼働”次の総選挙の争点に!、原発再稼働をめぐって橋下市長と藤村官房長官が対立 ・誰を信じていいのか分からない ・政府の方針はバラバラ。電力会社は無責任、当事者意識がない ・大阪で計画停電を行なうのは無謀。市民生活、企業活動に大きな影響が出る ・総選挙はいつあるか分からない。原発と計画停電の二者択一をするなら、不本意だが住民投票もやむなし ★喜ぶ北朝鮮 ・報道されない“3つの真実”をズバリ @新たな軍事的脅威はない →「北朝鮮のミサイル発射は政治ショーにすぎない。日本にとって軍事的な脅威に変化はないまま」(自衛隊将校) →日本を狙うミサイルの発射実験や配備はすでに終わっている A北朝鮮のミサイル発射実験を具体的に後押ししたのはアメリカ ・デービース米国務省北朝鮮担当特別代表が、北朝鮮側に「人工衛星ならかまわない」とミスリードした(情報当局者) B拉致問題の致命傷になりかねない ・「日本は拉致問題を持ち出せなくなる」(情報当局者) ・北朝鮮は6ヵ国協議前に、有利な立場に立とうとしている。日本は6ヵ国協議に拉致問題を出せなくなりつつある ★むごい新事実 ・日朝担当者、昨年7月、今年1月に会談 ・よど号犯の帰国、日本人妻の帰国、旧日本兵の遺骨返還 ・日朝両政府が密かに協議中。終戦直後に旧ソ連に抑留され、北朝鮮に移送後、死亡した旧日本兵らの遺骨返還 ・ロシア軍事古文書館から引き渡された名簿によれば、約2万7千柱 ・アメリカと北朝鮮のパイプは、朝鮮戦争で死亡した米兵の遺骨返還交渉 ・「北朝鮮は拉致問題を、米朝間の遺骨返還と同じにしたいようだ」(情報当局者) →拉致被害者を殺害する可能性がある ・北朝鮮側は、野田首相が承知して協議を進めていると認識している ・北朝鮮の新たな動きに乗ってはいけない(青山提言) ◆サントラム氏撤退。アメリカ大統領選はロムニーVSオバマ ・アメリカ政治、民主主義の劣化。共和党の自滅 ◆中国、重慶市前トップ党職務停止で失脚 →胡錦濤は院政を画策。今後、中国の政治は不安定になる ★原発再稼働については、政府、電力会社、大阪市長など関係者が集まっての公開討論が必要(青山提言) |
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年H24年・2012年04月18日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆田中&前田両大臣の問責決議案を提出 ・前田大臣は卑怯な答弁をしても救われない。最初から謝罪すべきだった ◆“内閣改造”で両大臣に加えて藤村官房長官の交代も ・仕掛け人は仙谷氏?、官房長官復活も ◆北朝鮮、米朝合意の破棄を表明 ・ミサイル発射失敗で困っているのは、北朝鮮、アメリカ、中国 ・米中の思惑。成功して、金正恩体制が安定したほうが良かった ★米中は誤算、日本は好機 ・ミサイル発射失敗。どうなる?北朝鮮。どうする?拉致問題 ・青山がズバリ!、北朝鮮で何が起きているのか? ・北朝鮮「1週間の主な動き」、ミサイル発射失敗でも計画は予定通り ・金正恩第一書記、初の演説失敗 ・演説の真相、軍経験のない崔竜海氏(張成沢氏の側近)を軍総政治局長に抜擢 ・ミサイル発射失敗、軍事的に変わりはない →ただしビジネスに失敗。外貨が入らなくなる。特権階級への褒美や賄賂が出せない ・ミサイル発射失敗、異例のTV報道 →「張成沢が軍部の責任追及を狙って、先手を打った」(情報当局者) ・ミサイル発射失敗、軍部へのワイロ、物資が不足 ・張成沢一派への軍部の不満が高まる→北朝鮮が不安定化 ・「北朝鮮で軍部の不満が高まると、中国は金一族の排除に乗り出す可能性がある」(自衛隊将校) ・「北朝鮮側の誰と交渉していいのか分からなくなっている」(米国務省幹部) →オバマ政権の対話路線に「迷い」 ・安保理議長声明の骨子→今度やったら許さない(米中の本音)、日本は声明だけで妥協 ・「なぜ日本は北朝鮮制裁決議に、今回はこだわらなかったのか」(米国務省幹部) ・アジアの不安定化は日本の類いまれなチャンス ・世界に「金体制継続を批判」するチャンス →金体制が終われば、拉致問題の解決につながる ◆原発再稼働めぐり、民主党内がまたも“二分” ・枝野大臣の黒幕は仙谷氏?、政府判断を優先する仙谷氏 ◆“尖閣購入表明”の石原都知事が、政府の対応を批判 ・所有者は政府が信用できないから都へ売ることになったという背景がある |
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年H24年・2012年04月25日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆大飯原発再稼働めぐり議論紛糾 ・一般からのメール「国内の原発は、立地や建造年代などが異なる。個々の情報を開示して、個別に検証が必要」 ・原発利権を打ち破ることが必要 ◆敦賀原発に“活断層”、専門家が調査 ・地震研究の進展に応じて対応すべき。活断層の真上にあるとわかったら、すぐに対応を! ◆在日米軍再編成見直し、今日の公表を延期 ・日本政府も、米議会への工作が必要 ★本来の「自分」を生かす ・尖閣問題の本質をズバリ! ・石原都知事、野田首相、今週末にも会談へ ・尖閣諸島問題は・・・、「領土」よりも「資源」の問題 ・1952年サンフランシスコ講和条約で、戦争以前からの日本領土と認定 ・1969〜1970年、国連の調査で石油埋蔵を発見 ・1971年、台湾、中国が尖閣諸島の領土権を主張 ・1972年、沖縄返還 ・日本は尖閣油田を開発して中国と対立する道よりも、原油を海外から買うという楽な道を選んだ ・フランス大統領選挙の衝撃。極右こそ勝者。ルペン候補(国民戦線)が大統領を決められる ・フランス極右勢力の台頭→西欧民主主義の崩壊。第2次大戦後のヨーロッパの自己否定 →日本の敗戦後の「柱」が倒れる ・アメリカ大統領選挙、民主オバマVS共和ロムニー →なぜロムニー候補なのか・・・。アメリカも自分の殻に戻ろうとしている ・欧米の「変化」で・・・。日本は自分でやるしかない→カギは「自前」の資源 ★ポジティブ ・都知事の尖閣購入発言、習近平次期国家主席が小さく反応 →中国が過剰に反応しない本当の理由は・・・。南シナ海の資源問題(情報当局者) ・アメリカ海兵隊の動き。今年3月、オーストラリア・ダーウィンに第一陣200人が到着 ・フィリピンへの駐留を交渉中 →アメリカは経済で中国を重視。だから強い姿勢で挑んでいる →弱い姿勢だと、中国はルールを勝手に変えて、企業の利益を奪う ・習近平が国家主席に就任すると、中国は尖閣諸島に軍を出す恐れがある(情報当局者) →習近平は基盤を固めるために、軍の意向を優先。軍を優遇する。早ければ年内にも軍艦を派遣 ・日本はこれまでの考え方を変えれば、資源国になれる(青山提言) |
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