このページは、山中狂人の鑑賞記録。あるいは備忘録です。
いち視聴者である山中狂人が、番組の内容をどのように受けとめたのかを記録したものです。
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関西テレビ・夕方のニュース「アンカー」・水曜日に青山繁晴氏の時事解説のコーナーがありました
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H24年・2012年05月02日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
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◆“うとうとしていて覚えていない”逮捕の運転手が供述 ・運転手は帰化日本人。ツアーバス運転手としての技量が低い。バス会社は2種免許所持だけで雇用したのではないか? ◆原発立地自治体以外で、初の再稼働説明会。再稼働急ぐ政府の姿勢に、住民から批判の声、相次ぐ ・方針を決定できない政府には任せられない ◆野田首相“問責大臣”続投方針に、谷垣総裁が猛反発。日米首脳会談、麻生首相以来、ホワイトハウスで実現 ・野田首相は気分高揚。しかしTPPも普天間も進展なし。野田首相は谷垣総裁を見限りはじめた 選挙制度改革で自公取り込みか!? ★裁かれたのは小沢氏だけか ・小沢裁判“無罪”判決を真ん中から読み解く ・【判決理由】検察官役の指定弁護士の主張はほとんど認定、弁護団の主張はその一部を認定、 小沢被告の主張は唯一、ことごとく退ける ・「指定弁護士が、共謀共同正犯が成立すると主張していることには、相応の根拠があると考えられなくもない」 ・小沢被告の主張を全否定。「『収支報告書を一度も見ていない』とする点などは、およそ信じられるものではない」 ・「秘書から報告を受けたことは一切ない旨の供述は信用性は乏しい」 ・小沢被告の隠された法廷戦術、「私の関心は天下国家の話。収支報告書は見たこともない」 →何を言われようと「共謀」だけは成立させない ・政治資金規正法の「欠陥」→犯罪だと知った上で具体的に指示しないと、政治家は共犯に問われない ・無罪判決の理由→小沢被告は収支報告書に計上する必要を認識していなかった可能性を否定することができない ★予言 ・梶山静六もと官房長官が語った小沢評 ・「小沢が(ロッキード裁判を)ぜんぶ傍聴したっちゅうのは知ってるな? 何のためだと思う?」 →「角さんのためじゃない。法律の抜け道を見つけるためだよ」 →「小沢を知りたければ、向島の料亭に行ってみろよ」 →青山が調べてみると、小沢の金で、若い検事が飲み食いしていた。その検事は出世して、後にはトップにまで出世した ・小沢の策は、@自ら法の抜け道を探すこと。A隠れて検察に影響力を持つこと ・自民党時代からの日本の政治も裁かれた裁判だった(青山批評) ◆オバマ大統領、アフガン電撃訪問。大統領選挙向けアピールか? →アフガンではタリバンが大半を制圧。安定地域は一部 |
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H24年・2012年05月16日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆再選挙の結果次第でギリシャ“ユーロ圏”離脱も ・世界の政治危機。今は自己責任で、腐った部分の削除を! ◆欧州経済危機“再燃”で日本経済の影響は ・欧州危機が中国経済を直撃。日本にも影響が・・・ ◆“世界ウイグル会議”開催に中国政府が反発 ・中国指導部のアジア外交が破綻している。今の中国は世界から孤立しては生きていけない ・中国は世界から反発されている。日本はしたたかに利用すべき ★都合のいい話はやめよう ・沖縄祖国復帰40周年、しかし祝賀会はなし ・サンフランシスコ講和条約発効(4月28日)、沖縄祖国復帰(5月15日)がゴールデンウィークに含まれていない ・主権回復から60年たっているのに、占領時代の憲法を改正していない ・沖縄祖国復帰を“祝えない理由” ・在日米軍施設区域、1位北海道33.54%、2位沖縄22.56%。在日米軍専用施設は、沖縄に73.8% ・専用施設の米軍は、日本への配慮に欠ける ・天皇皇后両陛下が沖縄を11月に訪問される予定 ・「今月のイギリスご訪問は11月の沖縄入りを確実にしようというご意思の表れ」(政府高官) ・ぜひとも今回は白梅学徒看護隊の慰霊碑へ(青山願望) ・白百合部隊は有名だが、他の看護隊は沖縄でもほとんど知られていない ・「いずれ中国は尖閣諸島に軍艦を出してくる。その時、日本政府はどうするのか」(仲井沖縄県知事) ★ずるい誘導もやめよう ・日中韓首脳会談で、野田首相 「尖閣諸島周辺を含む海洋での中国の活動の活発化が、日本人の感情を刺激している」 ・尖閣問題は感情の問題ではない ・「中国にははっきり言うべきだ。しかし尖閣問題を感情問題にしたことは間違っている」(外務省幹部) ・野田首相は「中国側に事実を客観的に言うべきだった」 ・尖閣諸島の歴史、1895年正式に日本領土へ編入、1952年サンフランシスコ講和条約発効 →尖閣諸島は日本領と明記されるも、アメリカ占領下に残される ・1969年国連海洋調査で東シナ海に石油埋蔵を発表、1971年台湾、中国が正式に領有権を主張、1972年沖縄祖国復帰 ◆大阪市職員110人に刺青→大阪市には組織的欠陥がある ◆使用済核燃料サイクル、評価留保→首相が決断すべき |
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H24年・2012年05月23日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆大阪のタクシーで“ニセ札”、通貨偽造で捜査 ・重罪の自覚もなく通貨偽造をしている ◆関電管内15%以上の節電要請。中小企業は困惑 ・節電と計画停電は重大事なのに、政府はなにも対策を考えていない ◆関電が出した新料金プランは現実的? ・昼1〜4時は料金2倍。選べない料金プラン ・電力会社も政府も時間切れが分かっていない。原発再稼働には6週間必要。今から再稼働しても7月中旬になる ◆政治活動の大阪市職員に刑罰を科す条例案提出へ ・問題提起としては良い。市長と職員の癒着は良くない ★津波 ・ドーハ戦略会議、世界84カ国の代表がカタールに @日本は世界の孤児、A第2次大戦後の仕組みが全崩壊、B気付かず被害を受ける日本 ・かつて日本から招待した政治家はペーパーの日本語を読みあげただけ。議論にも参加しなかった。 だから今回の招待は青山ひとりだけ ・ドーハ戦略会議と並行してG8サミット。されどサミットは会議で話題にもならなかった。サミットは過去の遺物 ・ドーハ戦略会議分科会「なぜギリシャは破綻したのか?」→「今は危機にあるだけ。支援があれば回復する」 →ギリシャ代表「ユーロがギリシャを入れたのは民主主義の理念による。経済力ではない」 ・第2次大戦後が終わり、ヨーロッパが崩壊しつつあるのに、日本は気付いていない ★どうにか繋げてみよう ・福島原発事故はチェルノブイリとは違うから、世界の話題ではない。だから会議では扱わない ・北朝鮮のミサイルは見せかけだかから、世界の話題ではない。だから会議では扱わない ・野田首相と日本は周回遅れ、「消費税増税で財政健全化」はもう古いテーマ ・今年の世界のテーマは「経済発展と雇用の確保」 ・野田、輿石、小沢会談、首相の本音は? →「小沢さんの側近から『首相会談では反対の姿勢を貫く』と石原幹事長に電話があった」(自民党幹部) ・野田首相のタヌキぶりは…、@小沢もと代表と決裂、A世論と自民党だけを相手にする(首相の最側近) ・消費税増税は経済成長と結びつけるべき ・日本とドイツに大好機。第2次大戦後が壊れた時こそチャンス |
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H24年・2012年05月30日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
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◆野田×小沢会談は“平行線”で物別れ。再会談の可能性も ・小沢もと代表は新党結成に意欲。再会談を利用して主張を広めたい ◆細野大臣、再稼働への理解“再び”求める ・副大臣の現場派遣は無意味かつ迷惑。大臣は重要な問題を避けて、抽象論でごまかしている ★政治的クーデター ・国会原発事故調査委員会、参考人招致 ・4つの事故調査委員会のうち、国民が期待できるのは国会の事故調 ・菅証言、自分の権限を理解していなかった!? ・災害非常時の首相権限(戒厳令に代わる法律)、@災害対策基本法、A原子力災害対策特別措置法 ・「新しく首相になる人には、就任前にその権限についてレクチャーする(内閣官房、内閣法制局) ・緊急事態宣言の遅れについて、「それによって何か支障があったかと問われれば、特に支障はなかった」(菅もと首相の証言) ・菅首相(当時)は勝手に(吉田所長に)直接指揮した @国会原発事故調を「やり直せ!」。参考人招致ではなく「証人喚問」 A隠蔽されている(と思われる)議事録を要求 B「今やるべきこと」も追求 ★今も隠蔽は続く ・福島第一原発、冷温停止はウソ ・昨年7〜12月、雑草がホースを貫通して、汚染水漏れ事故22件。シームレスの正式管への交換ができていない ・福島原発事故なぜこれをやらない @構内の高濃度汚染瓦礫の処分(政治は先送りをつづけている) A本格的な防潮堤の建設 B各分野の専門家を現場に常駐 ◆中国書記官、口座に数百万円。人民軍関連企業を紹介 ・これは懐柔工作。大臣は機密を漏らしていないから大丈夫という話ではない |
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H24年・2012年06月13日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆消費税増税、期限まであと2日。民主、自民、公明の修正合意は? ・野田首相の本当のねらいは自民案丸呑み。徹底抗戦は小沢周辺のみ ◆丹羽駐中国大使、英紙に尖閣諸島購入計画に反対を表明。野党が駐中国大使更送を要求 ・首相は(丹羽発言は)国益に反すると言いながら、更送しないのはおかしい(青山批判) ・日本の経済人はトップになるほど国益を忘れるようになる(青山批判) ★世界が狙う「日本の資源」 ・メタンハイドレート実用化で「日本は資源大国」 ・メタンハイドレート調査、@自治体と連携(兵庫県、日本海沖)、A独自調査(新潟、直江津沖) ・自治体で初めて兵庫県がメタンハイドレート調査。兵庫県沖に有望埋蔵地 ・世界に注目される日本周辺の資源。メタンハイドレートは地震帯に分布 ・メタンハイドレート発見の歴史。1997年、ナホトカ号沈没事件による流出油処理中に発見 ★ウソをつく謎の大型調査船 ・真相不明、大型調査船による調査妨害。妨害電波を発信する機械を海中に設置した模様 ・メタンプルーム。固体化しなかったメタンハイドレートが海面へ噴出 ・ロシアのバイカル湖では、すでに日本の技術で採掘実用化 ・これまで調査や実用化を放置してきたのは、政治の責任(青山批判) ◆米NRC委員長、日本の原発再稼働に慎重な見方 ・過去の誤報道の訂正もせずに、アメリカが言うことではない(青山批判) |
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H24年・2012年06月20日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆消費税増税めぐり混乱する民主党 ・21日の採決は見送り。懇談会はガス抜き ◆民主党はたぶん終わり。増税反対派から異論 ◆分裂含みの政局。間もなく両院議員懇談会 ・ねがえり派の工作中。ただし採決に欠席する議員はいても、反対票を投ずる議員は30数人 ・状況によっては内閣総辞職、総選挙の可能性もある ★奇っ怪な壁 ・新資源メタンハイドレート、二つの調査@兵庫県沖、自治体と連携、A新潟沖、独自調査 ・「新潟沖に国内最大の石油、天然ガスがあるかもしれない。試掘を開始する」(経産省発表) ・試掘の名目で、メタンハイドレートの調査を10年ほど妨害するのでは?(民間人ブログ) @試掘地点は佐渡島南西約30キロ、水深約1000メートルの海底→独研の独自調査と完全に同じ場所 Aいきさつ、2003年の試掘の際、少量の石油やガスの産出が確認された→この時にメタンハイドレート塊も発見 B経産省資源エネルギー庁の、3次元物理探査船“資源”による2008年調査を、今になって公表→今までと同じ C面積では海外の大規模油田に匹敵(経産省発表) →なぜ「体積」ではないのか→全体が分かっていないか、都合の悪いことを隠している →なぜ、いま発表なのか→メタンハイドレート調査の妨害の可能性!? @なぜメタンハイドレートも発表しないのか? A石油であれば、Co2の排出量は増える ・経産省に質問しないメディアもおかしい ★ちいさな希望いきいき ・資源大国への道、生き生きとした希望とは・・・ ・資源輸入の既得権益者も、日本独自の資源も少しは必要と思いはじめた ・「京都府も日本が資源大国になるために連携したい。宮津港や舞鶴港の施設はメタンハイドレート基地に使える」(京都府知事) ・地域の人が支えれば、状況が変わる(青山提唱) ◆大阪府の200億削減方針。その先には大阪都構想 ・大阪市の解体作業。そろそろ大阪都の利便性を告知していく必要がある(青山指摘) ・文化政策にもお金を使う都であってほしい(青山希望) ◆エジプト、ムバラク大統領、“臨床死”の状態 ・アメリカの言うことを聞いて、核開発を断念した独裁者は非業の死をとげる ・北朝鮮はますます核を手放さなくなる(青山指摘) |
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H24年・2012年06月27日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆関西電力株主総会、橋下市長“脱原発”迫る ・古い原発は完全廃止か、それとも新型に置き換えか?、今後の検討が必要 ・放射性廃棄物の廃棄技術の向上。核兵器開発技術保持による、周辺国への抑止効果も必要 ・福島原発事故の原因究明は今後も継続が必要 ・原発の今後は、10〜20年の研究、検討の後に判断すること。今、廃止・存続を議論することはおかしい ・東電の国有化は問題アリ ◆反対57人“分裂”民主、造反議員の処分は? ・総理は処分、幹事長は処分せず。そもそも民主党には党内ルールがない ★あ、ぶれた ・祝300回。今日は300回目 ・消費税増税「衆院可決」、どうなる「小沢新党」 ・「小沢さんは肝心要のときに、ぶれた」(民主党幹部) ・「本来の民主党に戻すことを追求していきたい」(小沢発言) ・「総選挙もかなり近いということが予想されるので、近いうちに決断しなければならない」(小沢発言) →@新党結成の人数が足りない。最低目標は新党42人+きずな9人=51人(内閣不信任案を提出できる人数) →A資金の不安、鳩山もと首相は離党しないと明言 ・小沢の誤算は@解散の「密約」があると読み間違えた。A三党合意はないと思っていた →小沢氏の情報収集力がなくなってきた ・「野田と谷垣は握ってる。早ければ8月解散、9月総選挙。遅くとも1月解散、2月総選挙」(小沢の予測) →1月解散は古い政界の常識。谷垣総裁は解散を急いでいるので、早ければ7月末解散。参院での慎重審議なし ★あ、みえた ・日本の希望、日本を資源大国にするメタンハイドレート ・自民政権以来、民主政権でも資源開発をしない理由を、これからもアンカーで解説 ・今回発見の5ヵ所だけでも、日本の1年分のエネルギーに相当 ◆虚偽捜査報告書作成の田代検事“減給処分”→処分が甘すぎる |
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