このページは、山中狂人の鑑賞記録。あるいは備忘録です。
いち視聴者である山中狂人が、番組の内容をどのように受けとめたのかを記録したものです。
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番組の内容を要約したものです。かならずしも、正確な実況描写ではありません。
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関西テレビ・夕方のニュース「アンカー」・水曜日に青山繁晴氏の時事解説のコーナーがありました
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H23年・2011年03月02日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
★新世界 THE New World ・中東、北アフリカで民主化の嵐。中国でもジャスミン革命は起きるのか? ・中東民主化の嵐、中国への影響は? ・中国「民主化集会」の呼びかけ。上海では?(記者が上海からレポート) ・まだ、それほど盛りあがってない。殺気を感じない ・中国では(今のところ、中東のような)ジャスミン革命はありえない(各国の情報当局者) →中国ではインターネットは軍部のもの。ネットは軍が監視、管理している ・しかしウイグルだけは(中国にとって)怖い(各国の情報当局者) ・ウイグルはイスラム世界の東端。いずれ情報は口コミで伝わる ・テロをともなわない(コーランの教えを大事にする)イスラム原理主義の浸透は防げない ・今のままの中国がつづかないかも ★百年に一度、世界は壊れる ・(かつての新世界)アメリカは、旧世界になっている ・(オバマもヒラリーも)「何もしたくない」(国務省幹部) ・アメリカ第5艦隊の拠点バーレーンでも反政府運動で混乱 ・イラン海軍のフリゲート艦と補給艦がスエズ運河を通過(政変後、エジプトが容認) →イランはイスラエルの背後を海から攻撃できる ・今後の中東地域は、アラブ人によるアラブへ ・中国軍がリビア在住中国人(約4万人)を、大規模救出作戦 →本当の目的はリビア情勢の情報収集 ・日本も自衛隊を(邦人救出の名目で)出して、情報収集すべき |
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H23年・2011年03月09日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
本日のアンカー・青山ズバリは、青山繁晴氏が体調不良のため、お休みです。 |
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H23年・2011年03月16日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
青山繁晴氏の時事解説はお休みです。 FNNはしゃぎすぎ。 地震特番ばかりやってるけど、関テレのアンカーが休止になってるから、関西地区のニュースがまったく報道されない。 被災地以外の場所で起こっている事件の報道は、どうするのだ! |
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H23年・2011年03月23日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
FNN地震報道のため、関西テレビ「アンカー」は放送時間を15時から16時に変更 青山がズバリのコーナーはお休み。青山繁晴氏はコメンテーターとして出演 ★被災地への救援 ・政府の指示がないので、各地から派遣された消防官に仕事なし。待機中 ・被災地が広範囲なのに、政府は全体像が描けていない ★放射線が人体に与える影響 ・大人に影響を与える量ではない。東京の水を大人が飲んでも問題ない ・ただし子供には影響があるので、注意すること(東京の水も飲ませない) ★福島第1原発、本当は何が起きているのか? ・原発事故の三原則。@止める(〇)、A冷やす(△)、B閉じ込める(?) ・解決、終息までには時間がかかる。長期戦になる ★周辺住民の避難、いつまで? ・通電により、制御機械が回復。海水にかえて、ホウ酸水による冷却が始まる ・数日以内に、政府はこれからの見通しを公表しなければならない ★明らかになった問題点は? ・原子力安全保安院は、現場が分からない ・政府の原子力行政の各委員会は、連携ができていない ・菅首相が責任を取ろうとしていない。責任を持った指示をしない ★関西近郊の原発の安全性と安全対策 ・古いタイプの原発を新しいものに置き換えたほうが良い。古いものは想定していた使用期間を過ぎている ・自動停止しても、冷やせなければメルトダウンすることが明らかになった。これまでの説明が間違っていた ・津波でディーゼル発電機の燃料タンクが失われた。タンクの位置の再検討が必要 ・アメリカの80キロ圏内退避指示が、風評被害を生んでいる ★今後について ・今の政府のままでは、復旧も復興もできない ・これまで放射線障害の治療を受けた人はいない。それを考えれば、風評被害は起きない |
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H23年・2011年03月30日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
FNN地震報道のため、「アンカー」は午後3時55分から ・青山繁晴と原子力の専門家が疑問に答える ・福島第一原発、汚染水の除去作業はどうなる? ・放射線被ばく、いま求められる正しい知識 ・2号機の「たまり水」、小型タンカーに、一時、保管すれば良い ・原発のガレキに付着した放射性物質が風で周囲へふき飛ぶ ・プルトニウムを検出。危険度は高いが、微量なので、今は問題ない ・プルトニウムが発生するのは、MOだけではない ・放射性物質、身体への影響は? ・問題のない量だが、医療被ばくと同じように扱ってはいけない ・住民の中で、治療の必要な人はいない。中長期的にも、ガンにはならない ・チェルノブイリのように爆発はない。汚染水が出るだけ おまけ ・中、露が救助活動を偵察、韓国が竹島支配強化 ・アメリカ大統領が弱いから、日本の周辺国が活発に動いている |
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H23年・2011年04月06日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
★原発、放射能汚染水問題 ・高濃度レベルの汚染水流出、低レベル汚染水の海洋投棄。どちらも人災 ・官邸が機能していない。専門家の指摘や提案が、官邸へ届く前に情報ルート上で消えてしまう ・放射能汚染、ロシア、中国に批判の資格なし ・過去の、旧ソ連原潜からの放射能汚染物流出、中国の核実験では、今回以上の汚染物質が日本へ来ていた ★政界、大連立構想 ・菅首相から森、古賀(魑魅魍魎)へ持ちかけられた ・菅首相の外国人献金問題はどうなる? ・菅首相を辞めさせられないなら、大連立はすべきでない(青山指摘) ・原発問題見通し立てば、政策だけの「総選挙」が必要(青山指摘) ★いま聞きたい原発問題、深刻な電力不足 ・原子力委員会「原子力政策大綱」の見直し作業を中断→再開までに数年。もう原発は作れない ・電力不足をどうする? →企業、民間の操業自粛、節電で充分。計画停電の必要なし ★日本のエネルギー、今後の行方は? ・日本は隠れた資源大国 @本物の自前資源→メタンハイドレート、A分散型エネルギー→燃料電池(家庭に小型発電システムが設置できる) ・これまでは、海外から資源を買っている人たちの利権を守るために、メタンハイドレートの調査、開発が妨げられてきた(青山指摘) ・自然エネルギーで、震災地復興と農村活性化を!(専門家提案) ・風力発電は低周波騒音が出る。メンテナンス用の道路が必要なので、山の環境を破壊する 既に台風で壊れて、修理不能の風車もある ・ひとつの発電システムに頼らず、多様な発電が必要(青山指摘) ・自然エネルギーなら、なんでも良いわけではない。日本の場合は風力や太陽光よりも太陽熱発電が良い(青山指摘) |
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H23年・2011年04月13日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
・与野党が辞任を求めても、菅首相にやめる気なし ・次期首相は我欲がなくて、リーダーシップのある人。半年ほどで復興のめどを立ててから解散総選挙が望ましい ・かつては評価してなかったが、今なら平沼氏(青山希望) ・中国は日本政府に情報公開を要求。しかし中国に言われる筋合いではない。核実験の情報をいまだ秘匿 ★政府を解体せよ ・「レベル7」の真相。許されざる真相 ・INESは各国の思惑が錯綜している(だから暫定評価) ・レベル7は政府の誤った評価付け(青山指摘) ・各国の反応。引き上げは妥当(アメリカ) ・チェルノブイリ原発事故と福島とではまったく異なる(IAEA、フランス)、住民の健康への影響から判断すればレベル4(ロシア) ・アメリカのプレッシャーに媚びて、日本政府がレベル7に高めた(日本政府情報当局幹部) ・米軍の出動経費が高額なので、アメリカ政府が議会の追及をかわすためにも、レベル7の方が都合が良い ・コウナゴから高濃度の放射性物質。しかし海水の放射性物質で汚染したわけではない ・海中のアジ、サバ、マイワシ、マグロ、イカの放射線量は極小。大気中の放射性物質で汚染した →官邸と保安員はひとでなし。東電もこのまま黙っているのなら同罪(農水省幹部) ★まだら汚染 ・放射性物質は風で散る。地域によって濃度が異なる。同心円状には広がらない ・同心円退避は間違いだったのに、いまだ訂正せず、政府は「まだら汚染」を隠している ・SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)が、まだら汚染を予測(3月23日に1回だけ発表) ・どの組織にも良心的な人がいる ・警察職員の被害現状は死亡21人、行方不明9人。国民のために亡くなった方々 ・尊い犠牲のうえに、これからの復興がある |
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H23年・2011年04月20日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆復興財源、与野党から消費税増税に異論 ・被災地の消費税減免は手間がかかる。役所・役人が肥大、増加するだけ。被災住民が、被災地外で消費した場合はどうなる? ・財務省の本音は、期間限定の増税をそのまま継続して、恒久増税とすること ◆高濃度汚染水移送続く ・処理はフランス・アレバ社の技術で ・六ヵ所村の処理施設もアレバ社。費用がかさむばかりで稼動していない ・国際社会に善意はない。料金交渉もせずに作業を依頼すれば、費用がどれほど高くなるか分からない ★「もはや福島ではない」 ・福島第一原発事故。考えられる「最悪の事故」とは? ・東京電力が「工程表」を発表。原発事故収束に向けた工程表作成の真相 ・「こんな日数ではできません」、では誰が決めた? 「日程は官邸です」(技術系の政府当局者) ・工程表は米軍とNRC、そしてフランス原子力庁とアレバ社が合同で作成した。「日程だけは官邸の指示だ」(情報当局者) ・フランスの思惑「ビジネスのチャンスであり、原子力産業をつぶしたくない」 ・原子炉を造ったGE社は、いまだに原子炉の重要情報をブラックボックス化している ・アメリカの「二つの心配」(情報当局者) ・もし10時間冷却が止まれば、原子炉の底が抜ける ・「もはや福島じゃない」。東海地震の予想震源域に立地している、中部電力・浜岡原発が危ない ・浜岡原発を止めるかどうかは、国民が決めるべき ★むしろそこにあるひと筋の光 ・青山が見た、避難指示20キロ圏内の真実 ・30キロ圏周辺から人がいない。5キロ圏内は無人の街。家畜・ペットの移送はすぐに必要 ・若い技術者や引退した老技術者が集結している。報酬よりも責任感 ・放射線量が増える前に土壌を洗浄すれば、人は戻れる。 ・累積線量計の値は低かった。しかし無断で避難指示圏内には入らないように 積算累積計と聞こえたけど、たぶん「累積線量計」だと思う。 |
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H23年・2011年04月27日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説 |
◆政治家のパワーゲーム。本当に被災地のことを考えている政治家は1割 ◆大連立はムリ。自民は内閣不信任案も検討。しかし小沢グループとは組めない ◆仙谷・前原ラインが離党すれば、手を組んで不信任案提出か? ◆現政権では復興できない ◆補償は東電だけでなく、国もかかわる。国民みんなの問題 ★いま最前線だけにある最後の希望 ・福島第一原発、青山が見た事故現場は…懸命の復旧作業がつづく福島原発構内を、青山が取材 ・免震重要塔が、最前線の対策本部 ・原子炉の状況は安定。2号機の高レベル排水を集中ラドへ送れるようになった(所長談) ・発電所は津波にかろうじて耐えた。その後の事故は人災 ・「やってられねえよ!」、現場に来ないであれこれ言うなという意味で、上層部の前で怒鳴った(所長談) ・大きな余震があれば致命的。特に津波があれば、汚染水が海水に混じる ・急がれる新たな津波対策。現在、対策中 ・いま最大の問題は何ですか? →「5号、6号機です」(所長) →わき水は汚染されていないのに、海へ排水できない(上からの指示) ・現場は頑張っているのに、政府・東電・安全委員会は現場を見ないで、最善策を実施させない ◆天皇皇后両陛下は被災地訪問の前に、現地のことを勉強されている |
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