山中狂人・葉影立直・おじん◆Ojin 公式サイト

                                              

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関西テレビ・夕方のニュース「アンカー」・水曜日に青山繁晴氏の時事解説のコーナーがありました


                                        


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H25年・2013年01月09日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説

◆大阪、高2自殺問題。体罰、学校は把握せず

・他の運動部でも体罰があったのでは?学校は認識しながら、なぜ改善できなかったのか

◆アベノミクス始動。税制面で成長を後押し

・個々の企業の成功談と国家運営は違う。安倍首相が会議のリーダーシップをとるべき

★Abe

・どうなる?どうする?安倍外交

・韓国で特使が抗議デモに遭遇

・「特使が罵声を浴びるように設定するなんてありえない話だ。会わずに帰国するべきだった」(インテリジェンス)

・日米首脳会談、1月訪米断念。2月以降で調整。来週、ベトナム、タイ、インドネシアを検討

・日米首脳会談、先送りの真相は…「TPPで手土産がないと首脳会談はできない」(政府高官)

・「安倍外交」の手足を縛る動き

・「安倍政権誕生を見越して、ワシントンのロビー活動が一段と激しくなっていた。

  中国と韓国は連携してロビー活動を展開している」(情報当局者)

・ニューヨークタイムス社説「日本の歴史をわい曲する新たな試み…」

・安倍首相、2つの談話見直しへ。村山談話(1995)、河野談話(1993)

★プーチンの仕掛け

・安倍外交を襲うロシアの仕掛け…

・夢の“北方領土返還”→ただし2島(歯舞、色丹)のみ

・返還を認めた場合の肯定面「敗戦後、戦後秩序を初めて修正」、否定面「日本は領土を放棄」

・今後の領土交渉には、千島全島と樺太南半分を含める。そこまでして、ようやく4島が返ってくる

◆中国に「言論の自由は?」、記事書き換えで波紋

・中国の民主化は進んでいない。今回の事件は広東のガス抜き。不満をそらすために、尖閣へ出てくる可能性

◆“手抜き除洗”で、環境副大臣が謝罪

・除洗が必要なレベルと、不用なレベルの区分け説明が不充分。自然レベル以下のものは廃棄しても大丈夫



H25年・2013年01月16日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説
◆体育科の“入試中止”、橋下市長が要請

・教育委員会に問題があるのは認めるが、だからと言って受験生や在校生に我慢を強いるのはおかしい

◆安倍首相“初外交”へ。東南アジア歴訪

・めずらしくはっきりした外交。対中包囲網に、自民親中派からは批判も

★中国は追いつめられている

・中国の異常挑発。その真相をズバリ!

・中国軍機が尖閣周辺で領空侵犯。日中中間線付近で米軍機を執拗に追尾

・中国解放軍の総参謀部が全軍に指示「戦争の準備をせよ」

・「軍部が権力空白の時期に好き放題している。日本を標的にしているのは、国民の支持が得られえるから」(情報当局者)

・軍の予算を獲得するために、軍は敵を作っている

・「中国軍機は信号弾だけでなく、実弾を発砲してくる可能性も否定できない。空自機も場合によっては信号弾を撃つ」(防衛相幹部)

・日本領空内で、中国軍機が“警告射撃”?

・「中国は国連やワシントンDCでのロビー活動で、

“日本は旧敵国なので、その侵略に対して国連安保理決議なしに攻撃できる”と主張している」(情報当局者)

・United Nations→日本…国際連合、中国…連合国

・国連憲章の敵国条項(第53条と第107条)、「第2次世界大戦で敵国だった国(日本やドイツなど)の侵略に対して、

 国連安保理の許可がなくても攻撃できる」

・中国は敵国条項を適用するために、尖閣で挑発を繰りかえしている

★春にご用心

・日本に急接近する国は?、ロシアと北朝鮮

・森もと首相の3島返還論。1956年、日ソ共同宣言、平和条約締結後にまず2島返還(ロシアは2島返還で解決)

・「金正恩第一書記が夏の参院選をにらんで拉致を動かそうとしている」→わずかな数の拉致被害者帰国もあり得る(政府高官)

・安倍首相の対抗策「拉致問題の解決3条件」

・@すべての生存者の即時帰国、A安否不明者に関する真相究明、B実行犯の引きわたし

◆祖父が孫を殺害。生活苦が原因か?

・祖父母と孫の関係までが異常なことに・・・



H25年・2013年01月23日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説
◆北朝鮮「核実験」を示唆。国連制裁強化に反発

・中国が裏で援助しているから、制裁に効果がない。援助の実態調査が必要

◆桜宮高校、体育系学科の入試中止の判断は…?

・かつて東大紛争のとき、政府の判断で東大の入試中止。それによって東大の改革が進まなくなった

◆アルジェリア人質事件、日本人3人、安否確認続く

・同様の事件はこれからも起こる。北アフリカの地中海の対岸はフランス

・欧州、中東への旅行前には、テロ情報の入手が必要

★犠牲を無にしないためにも

・海外の日本人は日本政府に保護されない。他国は保護されている

・日本政府専用機が、初めて邦人救出へ(航空自衛隊の管理運用)

・日本人救出の問題点。空は運べても、陸は運べない。自衛隊法に問題アリ

・自衛隊法、邦人輸送は空路と海路のみ。陸路は認めず。渡航先の安全確認が必要。武器使用は正当防衛のみ

→自衛隊法改正→陸路を加えるだけ。それだけでは解決にならない

・問題の根本は、自衛隊と軍隊の違い

→世界の軍隊はネガティブリスト(いれ以外は、すべてやれ)、日本の自衛隊はポジティブリスト(これだけはやってもいい)

・海外の日本人を守るために必要なことは、@憲法改正、A日本版NCS創設(国家安全保障会議)

★総理の本心

・人質事件後、安倍首相は外遊先から緊急帰国

・インドネシアでの演説中止、「開かれた海の恵み…」、日本外交の新たな5原則「安倍ドクトリン」

・@言論の自由など普遍的価値の重視、A海洋における法の支配、B自由でオープンな経済、

 C文化のつながり、D未来を担う世代の交流

・オーストラリア、インド、日本、ハワイでダイヤモンド型を作り、共有海洋を守る

・首相は憲法に問題があることを国民に語るべき(青山指摘)

◆官民一体の改革を、産業競争力会議初会合

・勝ち組企業の意見を聞くだけではいけない



H25年・2013年01月30日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説
◆ロンドン五輪代表選手も。柔道女子監督の体罰。監督は続投、処分は“訓告”

・訴えた選手は、この処分決定に納得しているのか? 取材が必要。

◆政権交代後、初の国会、本格論戦スタート

・民主党、海江田代表の質問が甘い。アベノミクスの問題点をついていない

・維新、石原代表はなぜ質問しない。「所信表明演説に憲法改正が入っていない」と、なぜ聞かない?

◆日米韓、核実験阻止へ。北朝鮮の対応協議。北朝鮮の思惑は…

・北朝鮮は追いつめられている。中国、ロシアとは関係悪化。アメリカに頼っているから、アメリカを挑発している

★「日本人が標的」は誤報

・アルジェリア人質事件、公表されない真相をズバリ

@「犯行グループの中心は人質誘拐ビジネス専門集団」(政府当局者)

A「犯行の目的は役員クラスの高額な身代金を得ること。大量の人質は目的をごまかすダミーだった」

・相場は1人200万ドル(約1億8千万円)、過去に身代金を払ったことがない国はアメリカとイギリス

B犯行グループは役員クラスの人質を5台の4輪駆動車に乗車させ、隣国マリへ向かったとこを、

  アルジェリア軍の戦闘ヘリが待ち伏せ攻撃した

・真相が判明

@日揮最高顧問の安否が最後まで分からなかった→誘拐されていた

Aアルジェリアがなぜ強行手段に出たのか→テロリストの楽園マリへ逃げ込まれたら、アルジェリアは手を出せない

・日本人はアフリカで評価されている。嫌われているは間違い

★やっぱり追いつめられている中国

・日中問題、公明、山口代表が安倍首相の親書を携え会談。山口&習近平会談の裏に潜む真実…

・「ハイレベル対談が重要で、真剣に検討する。そこに至る環境を整えることが重要だ(習近平)

・同一人物とは思えない。習近平の柔軟姿勢。真の理由は…

@アメリカの圧力。B2爆撃機のグァム配備(標的は中国)

A中国経済の不調。反日暴動以降、対中投資が減速

B時間稼ぎ。3月の全国人民代表大会で習近平氏が国家首席に就任するまで。江沢民VS胡錦濤の権力闘争がまだつづいている

・中国の対北朝鮮政策:もし新たな核実験を行うなら、「中国はためらわず、北朝鮮への援助を減らす」(環球時報の社説)

→中国のウラ援助を認めた

・安倍首相:それらを理解したうえで「中国を刺激せず」

・日本は弱いという思いこみを止める時期

◆中国の大気汚染、北京に深い霧→北京の汚染物質が西日本に飛来



H25年・2013年02月06日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説

◆中国海軍レーダー照射、日中関係に緊張高まる

・レーダー照射は民主党政権時代からあった。当時の与党は情報を隠していた

★武力衝突よりも、中国の罠に備えよ

・中国は戦争に弱い国。50年、100年の単位で外交政策を立てられる国

・1月19日海自ヘリにレーダー照射、1月30日に護衛艦にレーダー照射

・「(尖閣国有化以前)民主党政権時代から、複数回、射撃レーダー照射があった。

  官邸に情報を上げたが、政治的判断で公表されなかった。安倍政権は事実を確認のうえ、発表した」(政府当局者)

・「中国潜水艦が海自潜水艦に距離500メートル以内まで接近。その時、注水音につづき、魚雷発射口を開けるような音が聞こえた。

  海自潜水艦は回避行動をとった」(政府当局者)

・中国軍による“計画的な脅し”、中国の狙いは領土紛争の存在を日本に認めさせること

・米倉経団連会長や丹羽前駐中大使の「紛争容認発言」は、中国を利する

・中国が尖閣を領土紛争にしたい理由。日本が領土紛争の存在を認めると、過去の歴史的経緯を無効にできる。

 だから認めてはいけない

・尖閣諸島は「領土」よりも「資源」の問題。他国が日本の資源を奪いにきている

★小さくて大きな希望

・海洋基本法(2007年7月20日)、日本の海の治安を守り、資源活用を義務化

・和歌山県と独立総合研究所がメタンハイドレート予備調査(1月30日)

・このような調査と国民への報告が、中国への抑止力になる

◆桜宮高校運動部、活動再開決まる→これで問題が終わったわけではない。刑事罰の調査はこれから

◆日銀白川総裁辞任→政府と中央銀行の新たな関係を模索しなければならない



H25年・2013年02月13日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説
◆北朝鮮、3度目の核実験。“真の狙いは”

・核を捨てた独裁者はアメリカに倒される。核は独裁者の生きのこり策

・日本はアメリカに対して、“北朝鮮のテロ国家再指定”を要求すべき

◆五輪からレスリングが消える?、日本のお家芸がピンチ

・レスリング廃止は唐突。テコンドーはロビー活動(買収)で廃止解除。中国の太極拳もロビー活動中

★打つ手はあるか?

・3つの軍事的危機をズバリ!

@北朝鮮の核実験、A中国軍部の独断専行、Bイランとイスラエル

・いずれも“新しい戦争”を覚悟しなければいけない(政府当局者)

・「アメリカ政府の情報が正しければ、複数回の核実験を北朝鮮が準備している。間もなく4回目もあり得るということだ」(欧州当局者)

・すぐにアメリカの脅威にはならない。ただし早ければ3年以内にアメリカ本土を狙えるICBMを打つ可能性はある」(政府当局者)

→アメリカが先制攻撃をする“戦争危機”

→北朝鮮は米軍基地のある日本を狙う。今は通常火薬のミサイル、いずれは核ミサイルで

・中国、レーダー照射は日本のでっち上げ

→「党の一部と軍部が結びつき、習近平総書記が権力を充分に掌握できていない」(政府当局者)

→中国軍が独断。特殊部隊の兵士が尖閣上陸の恐れ

→宣戦布告無き戦争が起きつつある

★打つ手はある

・「イランとイスラエルの戦争が現実にあると考えている」(政府当局者)

・「イスラエルがシリアを攻撃したのは予行演習でもある」(青山繁晴)

・「イスラエルはアメリカと共同でなければ行動しないという認識だったが、単独で攻撃する可能性も出ている」(政府当局者)

→イランがホルムズ海峡封鎖へ

→海上自衛隊が(機雷排除の)掃海活動を要請される可能性が高い(すでに内々で要請が来ている)

→さらに民間タンカーの護衛も必要となる

→特殊措置法だけでは対応しきれない

→日本版NSC(日本安全保障会議)

→そのメリットは、@常設、A首相が素早く決断できる、B情報集中力

・これだけは参院選前に作ったほうが良い。政治に決断させる、国民世論が必要(青山提言)

◆春闘、交渉スタート。ベースアップは厳しいか→まず物価が上がり、次に給料が上がる



H25年・2013年02月20日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説

◆明石歩道橋事故、副署長に免訴判決

・法の不備。民事では警察の責任を認めている。刑事でも県警は業務上過失死で送検

◆安倍首相、明日訪米。「辺野古埋め立て」言及へ

・政府は申請の時期を明示せず。申請後の許可権限は沖縄県知事

・将来的には、沖縄防衛は自衛隊のみで

★光と闇

・日本版NSC(国家安全保障会議)創設に関する有識者会議

・1998〜2001年、安全保障・危機管理室、橋本内閣で廃止

・2007年4月、第一次安倍内閣が国会にNSC(国家安全保障会議)創設法案を提出

→福田総理が廃案。自民党内にNSC反対勢力がいる

・日本版NSCはこうあるべき

@国家の哲学と理念。長期戦略を打ち出す、A同時並行であらゆる危機をさばく実務能力を持つ

B情報を統合する(“情報機関の統合”ではない)

・世界でNSCを創るうごき。その理由は・・・。世界の警察アメリカの時代は終わった→アルジェリア事件

★光と闇(後半)

・原子力規制委員会、核セキュリティに関する検討会。参加オファーを断った理由・・・

・「会議はセキュリティに関しても公開が原則」(原子力規制庁幹部)

@テロリストに日本の原発の弱点と対策を全公開、A日本が世界に見放され、孤立する

・原子力委員会、原子力防護専門部会で、報告書をまとめる頃になって(メンバーがあきれた発言)・・・「そろそろ原発がみたい」

・セキュリティの内情を公開することは、時代の流れなのか?

◆レスリング、五輪除外→プーチン大統領はレスリングファン。森もと首相訪ロの目的はレスリング問題に変更?



H25年・2013年02月27日の「アンカー」、青山繁晴氏の時事解説
◆エジプトで熱気球が墜落。日本人含む19人が死亡

・検証もしていないのに、機材の安全やパイロットに過失なしなどと主張。観光客低迷の影響で、安全がおざなりになっているのでは?

◆わずか1票差で可決。ねじれ国会の行方は・・・

・野党が野党になってない。与党の答弁も不充分、不誠実。工作もしていないのに野党崩壊。不健全

★オバマさんが北朝鮮を暴走させる

・2月23日、日米首脳会談

・安倍首相「アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなっている中、日米同盟を一層強化していくことが重要」

→(事前の打ち合わせで)北朝鮮の動きを中心に世界が不安定に

・「北朝鮮は中距離弾道ミサイル、ムスダンに核弾頭を載せ、

 在日米軍基地とグァムを射程距離内に入れようとしている」(情報当局者)

・日米首脳会談で、(安倍首相)「集団的自衛権の検討を始めた」

・(オバマ大統領)「日本の取り組みを歓迎したのみ」

→「オバマ大統領は(外交では)何もしない大統領だと、安倍首相も認識している」(安倍首相側近)

・「ケリー国務長官(親中派)の起用で、アメリカの軍事オプションはなくなったと判断し、北朝鮮は強気にでている」(情報当局者)

→アメリカを過剰に頼りにしない(安倍政権の覚悟)

★技ありを重ねて1本勝へ

・森もと首相、安倍首相の親書を抱え、ロシア訪問

・森もと首相「引き分けの真意は?」、プーチン大統領「双方受け入れ可能な解決を意味する」

・森訪露は安倍外交の失敗か?、2島で合意しているのに、3島返還案も主張

・「交渉を進めているフリをしているだけ。2島返還もありません」(政府高官)

@安倍首相はロシアと連携しつつ、経済協力を進めて、中国にプレッシャーをかける。A北朝鮮にも有効